□ブランド:WASARA □サイズ:単品=φ99×80(mm) 250cc □重さ:単品=12g □入数:6個 □材質:非木材パルプ □原産国:中国まずはじめにNUTSスタッフの感想からこころを潤す「紙の器」1枚の皿を手に取る。

そのフォルム、質感、使いやすさに、ふと気持ちがときめく。

みんなの顔に、自然と微笑みが浮かぶ。

・・・・WASARAはそんな紙の器です。

フォーマルなパーティや友人家族とのホームパーティで、この流麗なフォルムは、料理の繊細さを際立たせ、器を手にする人々の所作さえ美しく見せてくれます。

WASARAの発想の原点にあるのは、日本で昔から受け継がれてきた美意識や価値観です。

もともと日本には、優れた技術に裏付けられたもの作りの伝統があり、世界有数の洗練された食文化があり、もてなしや礼儀を大切にする精神性があります。

それらはすべて、心潤う日々を過ごすために欠かすことの出来ないもの。

たった一度しか使えない紙の器であっても、WASARAはそのこころを表す器でありたいのです。

感性は、フォルムと質感に表れる手に取ると、すっと馴染んで安定感がある。

食べ物や飲み物をひき立たせる。

WASARAのフォルムと質感は、今までの使い捨ての器とはまったく異なります。

違和感なく受け入れられる有機的なフォルムと、手作りの風合いを表現した質感は、器を手に持つという習慣のある日本人だからこそ生まれた機能美です。

その微妙な造形から、器の豊かな個性がよりいっそう浮かび上がってきます。

日本人が作ってきたものWASARAは、日本ならではの感性から生まれました。

では日本人の感性とは、どのように培われてきたのでしょうか。

伝統的な建築やもの作りの中に、そのヒントが隠れています。

たとえば日本の文化には、窓の外の風景を室内の一部として捉える借景という手法があります。

それは自然と共存共栄してきた精神性の表れなのです。

また格子や障子では、単純な形をリピートしてある種の美を作り出しています。

そこに漂う緊張感は、清々しさや心地よさを与え、人々の生活の中に溶け込んできました。

形が単純であればこそ、作り手には正確な技が求められます。

WASARAはそんな日本の精神、技巧、美意識を製品哲学の中に継承した紙の器です。

WASARAは、環境に優しい紙の器の宿命として、WASARAは一度しか使う事ができません。

しかし自然環境への負荷を最低限にするのは現在、地球規模で求められている課題です。

そのため素材には、葦とバガス(さとうきびの搾りかす)のパルプをつかいました。

葦は生命力が強く、枯渇する心配のない植物です。

また、さとうきびから砂糖の原液を搾り取った後に生まれるバガスは、廃棄されてしまう事もありますが、紙の原料としてすぐれた性質を備えています。

つまり、木材パルプのかわりに、非木材の葦やバガスを使うことは、資源の有効利用につながることになるのです。

WASARAは、限りある資源を最大限に活かすという、そんなあたりまえのことに豊かさというエッセンスを加えた環境に優しく、人を楽しませる器なのです。

土に還る紙の器である以上、使われるのはその場限りですが、原材料の葦やバガスはいずれ土に還っていく素材です。

古来より人は自然と対話し、知恵を育み共存してきました。

人も動物も木も草も、すべて最後は土に還り、またそこから新しい命が生まれます。

WASARAも、人が集う時間のために使われ、やがて土に還ります。

たった一度しか使えない紙の器であっても、そのはかなさとは相反して、WASARAは人々こころを潤し豊かにする役目も担っているのです。

もてなしの時間のために食材や料理に合った器を選ぶこと。

それは、日本人にとってごく当たり前の行為です。

あらゆる職のシーンにおいて、こんなにも器選びに気を配る国は、おそらく他にないでしょう。

世界でも有数とされるその食文化の豊かさは、器文化のあり方にも明らかに反映されてきました。

目と舌で食事を楽しみ、食材や器から季節を感じる。

気のあう仲間と集うちょっとした場でも、WASARAが彩りを添え、豊かであたたかい空気感を創りだす、そんな器でありたいと願っています。

↑WASARAを使ったシーン (画像クリックで拡大します)※ご利用の画像環境により実物の色と異なって見える場合がございます、予め御了承ねがいます。

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税込価格 660円